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日々是好日人のダベリ

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より良い環境は生物・人間には大切なこと!

紅葉が映える秋になると、京都の由良川にも鮭が産卵のために帰ってくる季節となります。春に稚魚を放流して3年目の秋に元の川に産卵して一生を終えんが為に帰って来る事は、皆さんも知っていることでしょうが本当に不思議としか言えないように思います。生まれて放流された時の川の水を、脳のどこかにインプットして、外海に出て回遊して3年後にインプットされた川の水を探しながら元の川へと帰るということは、同じ生き物として我々人間にも少しは当てはまるところがあるようにも思えます。例えば私は、7月30日という夏の暑い時に生れました。この世に生を受けた第一声が、夏の暑い空気の中での『オギャー』と産婆さんに取り上げられた瞬間を多分脳のどこかで暑い空気をインプットされたのしょうか、寒い季節よりも暑い夏の方が好きなところなどは、鮭の場合と同じ働きの環境(水と空気の違いはありますが)が関与する、いわゆるDNAとも言えるところではないかと思います。人間も生まれてまだ、言葉も分からない時から、やわらかい京言葉と京都御所や寺社に囲まれた山紫水明の環境のなかで、育っていくことは多分文化度もそれなりに備わって行くのではないかと思います。京そだちとは1200有余年のこの土地での先祖からの連綿と続いて来た歴史・時間に裏打ちされた又、伝承されて来たいわゆる洗練された文化の中で生活をすることにより真・美・感性に対する鋭敏さが他所の方々との違いはあるのではないかと思います。それが各々のおらが国さの、お国自慢と言われる県民性となって、どの地方にも素晴らしい優劣の及ばない各々の特徴があると思います。生まれた土地や水や空気などの自然と文化・生活の環境が生物である人間への影響を与えていることは間違いのない事でしょう。幸いにも京都で生まれ育った者としてお国自慢として誇りに思って自然と文化を守りながら、遠くから見直し、又新しく脱皮する洗練された文化となるべく武道や茶・華道で言う守・破・離の心で文化を伝承して、もっと多くの“京都ブランド”を立ち上げて行かなくてはいけないのではないかと思います。うがったことを言うならば『氏より育ち』(諸々の環境)が人間に影響を与えて個々人が形成されていく・・。ニューヨーク市の[割れ窓の理論]の実践で割れ窓の修復・落書きの修復による環境の美化をはかることにより犯罪を撲滅させたように、人間は環境に左右されると言うことが実証されております。劣悪な環境は、人の心を荒(すさ)ませる。個々人をとりまく家族・学校・職場・社会・地域の持ち場・持ち場で、穏やかな美しくここちの良い生活・自然の環境づくりに気をつけて、より良い社会にして行かなければ、秋になり鮭が帰る故郷の川の水質が汚染されますとインプットされた水を探しさまよい帰れなくなり繁殖できずに死滅してしまいます。人間も生物です。ともに生きていける、より良い環境を心がけて行かなければ大変なことになってしまうのではないかとひしひしと感じております。
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  • 2008/11/15(土) 16:38:43 |
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