日々是好日人のダベリ

今年の時代祭に向けて!

京都の三大祭り、春の“葵祭り”夏の“祇園祭”秋の“時代祭”で取りと続くのですが、今年の“時代祭”は私どもの学区が、9年振りの当番となり只今準備をしているところです。時代祭は、平安遷都1100年を記念して1895年(明治28年)に桓武天皇を祭神に平安神宮が創建され、神社としての神事大祭とは別に創建記念事業として市民による組織として“平安講社”が創設され“時代祭”別名“時代風俗再現歴史行列”として、京都御所の“建礼門”から平安神宮までの約4.5kmを明治維新から延暦時代まで列立てて総勢2千名の方が巡行されます。爾来今年で115年になるのですが、各時代の衣装は史実に基づいて、使用される糸、染色、織物も当時を再現され、ほんもので伝統工芸の職人の手になる豪華煌びやかな衣装を身に着け道具や小物に至るまで、きっちり時代考証に基づいて検証されております。わが学区は、平安時代「藤原時代・藤原公卿参朝列」で貴族の夏姿衣装での「文官」「武官」「殿上人」三人が騎乗して随身を従え、わらべ、お付きの者30名、供奉役50余名も加わり総数100余名の列行となります。準備の方も学区の多くの方々のお力をお借りせねばならずお手伝いの人員の把握と時間場所の配置をお願いの会合を持って参りました。10月22日の巡行の前日21日朝9時より、平安神宮へ祭りの道具を引き取って学区に持ち帰って昼から荷びらきして、各々貴族のお役の方から衣装合わせを着付けの先生が持ち物を始め小物に至るまで検証しながらの点検されます。鎧姿の随身も身に着ける道具も多くきっちり点検。童も身長に合わせ衣装の点検と履物の足袋とわらじの点検も怠りなく、供奉役の役員の裃も身長に合わせ調整、一文笠の点検と一人に一人が付く為家族の方にもお願い致しております。22日の当日は、朝7時からお供に学生さんが30名来て頂き軽い食事を摂った後、衣装に着替えて順次お役の方の着付け、着終わった方の着装の点検をして午前9時には子どもみらい館前の「竹間公園」で列立てて記念撮影、9時半に出発式。学区内を巡行してもえぎ幼稚園児・御所南小学校生、学区民のお見送りの中、京都御所の集合場所に10時30分に到着後、昼食休憩。午後0時に祭りは出るのですが、我が列の出発は午後1時過ぎになり都大路の御池通・河原町通・三条通と巡行し平安神宮へは午後3時前に到着。順次、到着の方々には、お絞りと飲み物を差し出す接待係のお手伝いの人達も事前にお願いする段取りを決めました。到着したら騎乗された馬具・懸装品は車で学区まで持ち帰り濡れた馬の汗を乾かす為にドライヤーを掛ける複数の人も用意。23日は、朝9時集合して、貸し物衣装の点検、補修、アイロン掛け、お借りした衣装・小物類を点検し長持に防虫剤と一緒に収納します。昼食後に平安神宮の蔵へ納めて次の当番学区に引き継いで終わるのです。21日の荷出しから23日の荷収めの間の、お茶・お弁当の接待の募集と配置。衣装合わせのお手伝い、当日の着付けのお手伝いボランティアの募集、列立てて公園から京都御所までの巡行の道路許可を受けるについて、巡行による車へのトラブルが起きない様に交差点は勿論、辻々に交通整理員の配置にも十数名を確保して充分注意する事などと許可条件が付いております。このようにさまざまな大変な事が有りますが、当日には素晴らしい衣装と出で立ちで秋晴れの中、胸を張って巡行され都大路の多くの市民や観光客に素晴らしい本物にしかない、美との遭遇を体感して喜んで頂く事を思い、時代祭と共に京都の伝統工芸のものづくりが次世代に受け継いで行かれますように準備をしながら強く感じております。10月22日の時代祭にどうぞ多くの方のご高覧・ご声援をよろしくお願い致します。
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公卿文官参朝夏衣装
平成13年の時代祭
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公卿殿上人参朝夏衣装
平成13年の時代祭
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平安神宮本殿前
平成13年の時代祭
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