日々是好日人のダベリ

『親子はんごうすいさん』が実施されました!

 6月13日(土)梅雨入りの最中、幸いにも、曇り時々晴れの日差しも弱く、日焼けもそれ程しない恵まれました(?)中、静原キャンプセンターへはんごう炊爨に行ってきました。主催は、少年補導委員会で、小学生と保護者が対象で38名の小学生・幼児3名・保護者6名・委員20名の総勢67名となりましたが、地下鉄と京都バスの路線で静原小学校前で下車、静原川沿いに30分歩いてキャンプ場に着きました。4班に分かれて、各班毎ではんごうで、ごはんを焚き、鍋でカレーを作りました。今回は、班毎の低学年から高学年と保護者の人でメンバーを組みましたが、低学年の参加が多いために、主体となって高学年がお米とぎから包丁を使っての、玉ねぎ、ジャガイモ、人参の皮むきや切り方を時間が掛かりましたが教えてもらいました。玉ねぎの切り方を輪切りにする子が多く、高学年の子からクシ型切りに直す様に注意されていましたが、包丁を持つ子が初めての子が多く『ワイワイ、ガヤガヤ』と賑やかでした。お昼過ぎには各班出来上がり、班毎にブルーシートに集まり、出来上がったはんごう・鍋からお皿によそってもらい美味しそうなカレーが完成。全員で『いただきまぁーす』と合唱して一斉にモクモクと“食べ方始めー”、あちこちから『おかわりィー』とのお替りの声、多い子どもで4杯、普通の子供でも2杯目をおかわりをしていました。やはり、野外での川風に吹かれて皆でワイワイ食べると食が進むのでしょう。私も、各班のカレーの食味をしに回りましたが、ルウの濃い薄いはありますが、同じルウを使っても、材料を始めの油での炒め方や塩コショウの入れ方あく取りなどの一手間で微妙に味が異なってくるのですが、各々、コクのあるカレーが出来ており、どれがどれとの甲乙がつけられませんでした。食事が終わり、後片づけ、自分の食器やはんごう、鍋の底の墨を洗剤・タワシでこすって落とすのですが、なかなか落ちずに手こずっておりました。あとは遊びの時間です。浅い川の所で全員サンダルに履き替えで子ガニとり、かえるを捕まえたり、川の両側に分かれて合図で川の真ん中で足で川の水をお互いに掛け合って、頭から全身びしょ濡れになって中には寒くなって焚き火にあたりに来る子もいましたが、持ち物に替えの服を持参するよう書いてあり想定の川遊びに約1時間も早く過ぎ去りました。着替えの時間とトイレの時間を充分とって3時に帰途につき、4時半過ぎに無事帰着しました。はんごう炊爨は、初めて参加の低学年も多い今年は、7月の百井への1泊2日のキャンプにも野外にふれる楽しさの体験にとつながって、やがて高校・大学生になれば学生班委員となって小学生のお世話を坦(にな)って頂く・・。地域の子供は地域の学生・大人がお世話するサイクルが出来ることを願っております。とにかく、川辺での遊びは事故がつきもの、委員さんも気を引き締めて監視して頂きました。御苦労さまでした。
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『水掛け遊び』の始まり
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彼方此方で水掛け開始される
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『謡曲』の発表会と『立命館大能楽部80周年』を観る!

 私が謡いでお世話になっております武田謳楽会の発表会が、5月24日に観世会館で開催され、素謡『砧』のシテ方をお披きいたしました。『砧』の内容は、場所は筑前芦屋に住まいする大身の武士の女房がシテで、夫が都へ単身赴任して三年経って夫への想いが募っていた時に夫の使いという夕霧と言う女が、今年の秋には主人が帰れると言いに現れ、女房と一緒に束の間の日々を過ごす。何処からともなく、タントンと叩く音がするので何の音か女房が女に聞くと、絹を練るために砧で絹を打っている音だと言う。昔、中国の漢の時代に囚われの身となった武帝の家来蘇武の耳に、夫の身を案じつつ妻が打つ砧の音が遠く離れていても聞こえたと言う故事にならい、早速、女と女房は一緒に砧を打って夫の帰りを待っていたが、急に夫が今年も帰れなくなったという知らせ聞き、他に良い女の人でも・・・。夫を嫉妬し恨んで床に臥せり死んでしまう。知らせを受け故郷へ帰った夫は、梓弓で妻の霊を呼戻し弔うと恋慕の深い業に囚われて、因果の妄執から抜け出せない地獄の苦しみを訴えるが、夫が唱える法華経の功徳によって成仏を果たす物語りで、夫に恋い焦がれる女房の執念情念をジットリと謡うように心がけましたが・・。日を置いて立命能は、6月14日の観世会館で大学のOB・OGと現役生の数多くの演目と演者が登場の発表会でした。新作能で師匠の青木道喜師が作られた『犀龍小太郎』が披露されました。あらすじは、長野県の民話からの題材とかで安曇野が山々の間に囲まれた湖であった頃大きな岩で塞がれて川の下流に水が来ず、水不足で作物が採れず村人が貧しい暮らしをしておりました。それを見た湖に住む龍女・犀龍は、わが子の小太郎を村の役に立つよう山のおばばに託して人間の子供として育てる。成人した小太郎は母である犀龍と共に湖の水を堰き止めている大岩を砕こうとしますがびくともしません。疲れて傷ついた二人の前に、父の白龍王が現れ、親子三人で力を合わせ、大岩をついに打ち砕きます。湖からの水が流れ、後には広々とした耕地が出来て、村の人々に豊かな平和が訪れたのでした。前場の小太郎が大人になる迄の健気な姿で、若武者の面と衣装。後場は龍の冠りで赤毛を着けて母・犀龍と一緒に岩を砕く場面にも鳴り物拍子にも上手く工夫がされて迫力が伝わって来ました。言葉はほぼ現代語で筋も単純で分かり易く、和製ミュージカルの様で狂言よりも柔らかく、全体に日本語の温かみも感じられる良い演目でした。客席もほぼ満席立ち見の方も多く盛況でした。演るのも気持ちの良いものですが、観る方も鳴り物囃子に合わせた能衣裳での謡い仕舞は大いに癒されます。
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『砧』お披き
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『犀龍小太郎』前場
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『犀龍小太郎』後場

『やきもの』を楽しむ!

五月の連休に、陶器の街・タヌキのやきもので有名な信楽へ『陶器市』を見に行きました。信楽駅前にはテント売店が所狭く一杯に陶器のうつわ・皿・傘立て・ぐい飲みお猪口・ビアカップ・コーヒーカップ・植木鉢など特価品で50円から千円コーナーなど細かく価格のランクが設けられ、多くの人たちや犬を連れた人も見受けられ、買い物客で賑わっておりました。私は、福祉施設障害児施設の子供が作ったコーナーで琵琶湖のナマズの箸置きセットと、昔の駅弁と一緒に売られていたお茶土瓶を買いました。駅から役場へ続く両側の店舗にも、赤札の掘り出しのコーナーにも多くの人が群がって大盛況でした。途中に信楽陶器伝統工芸士の“やきもの体験コーナー”があり、私も伝統工芸士、小西先生のろくろ体験に参加しました。土練りして丸めて、4分の1の量の土を手の平の上で丸め、ろくろの真ん中に15mmの厚みに伸ばし底の高台(こうだい)にして、残りの土を直径2cm位の太さの紐状にして螺旋状に乗せて巻いて行き指の腹で紐のつなぎを均一な平にして行くのですが、ここまでは皿や碗や丼も同じ工程、さて今日は・・。私は、首の長い一輪ざしの花瓶をやった事が無かったので挑戦しました。粘土を一気に胴体から上の首の部分を指先で絞ってろくろを廻しながら伸ばしていくと胴体が渇く間もなく首の長さの重みが胴体の上の所へかかると胴体がへこみ、細い口へは指が入らず細い棒で、センターが狂わない様にろくろを廻し一瞬たりとも気が抜けませんでした。最後に胴に首がめり込むと花瓶の細い口から、息を吹き込み膨らましながら土が乾くのを待ちました。以前にも抹茶茶碗や丼碗、浅鉢など普段使いの器を陶苑の教室や講習会でやって来ましたが、土ひねりの面白さはその日の気分で、何にでも挑戦でき、気に食わなければもう一度こねてやり直しがきく事でこの融通無礙のアバウトさと土・泥遊びの感触を指先で確認してひととき、心を無にして集中と緊張感が楽しくて・・。今回の一輪ざし花瓶は、白っぽいグレー色の釉薬をお願いして先日、出来上がりの連絡がありどのように仕上がったかワクワクしながら工房でのご対面。白っぽい細い首長の花瓶に、工房の先生曰く『私らプロには、この様なボコボコな花瓶は作れませんわ・・。』それはそうでしょう、売られている様な製品には飽き足らずにこのボコボコに面白い味があるのにと思って作っているのに邪道と思われて憤慨しましたが、最もな事で致し方ありません。人それぞれで良いのでは、世間で言う『オンリーワン』が一番!自己満足の世界にひたって花を挿して使っております。やきものは楽しい。
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細頸一輪挿し
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花を挿しました

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