日々是好日人のダベリ

堀川に水が流れる!

3月29日に『堀川通水式』が堀川二条の河川敷ステージにて行われました。堀川周辺は、古く平安京建都以来、内裏や官庁が多く立ち並ぶ政治の中心として栄え、応仁の乱、秀吉の聚楽第造営、明治維新と様々な歴史の舞台となり繁栄と復興を繰り返して来たのですが、農業用水や友禅染めなどにも利用され、人々の暮らしに深く関わって来ました。近代化が進み、昭和30年代には雨が降ると川が氾濫して家への浸水する様になり、対策として水源が断たれ、雨天時の雨水放流先としてコンクリートで底打ちされた水路となったのです。下水管は、別に直径6mの本管が堀川の下に敷設されております。今回の通水事業は、周辺住人が立ち上げた『堀川通り堀川を美しくする会』が市に要望書を出されて、堀川水辺環境整備構想が2002年に策定された。整備は2004年より全長4.4kmにわたり、この3月完工の通水式を迎えたのです。川水の水源は、紫明通りの加茂川近くの琵琶湖第二疎水の暗渠の川水をポンプアップして、紫明通りの中央分離帯と通りとのブロックごとの真ん中を60cmほどの川床に10cmくらいの水深で緩やかに流れております。結構大きな樹木もあり、グルリは細かいフェンスが張られてあり、安全な遊びや憩いの場所となり、お年寄りを始め小さな子供連れの方も多く見かけました。川は、紫明通りを堀川通を今出川南一条戻り橋迄、一部暗渠の部分もありますが、ここからは、従来の堀川の3mくらい下の川床の真ん中の水の中には、小さい滝や石像も配してあり、河川敷には滑り止めと排水機能のある小石の歩道が設けられ、所々にステージ用の階段もある広い場所もありミニ集会や演奏会も出来ます。改めて、今日、天気が良いので歩いて来ましたが、車道側には車の通行が激しいメイン道路に拘わらず、騒音は聞こえず川水のせせらぎが気持よく、堀川の土手の石垣が落ち着いた雰囲気を醸し、もの思いながらの哲学の道(歩行禅)が出来るのではと思いました。周辺住人の堀川と堀川通を美しくする会の方々の、昔から連綿と1200余年経た堀川への地域の思いが、2000年から毎年六月に「堀川灯ろう祭り」が行われ、小学生・中学生たちに絵を描いた貰ったペットボトルの中に、ろうそくを入れた灯ろうを作って堀川に沿って、商店街の商店の方にも手伝ってもらって吊るしたイベントをしたり、堀川沿線14の小学校の代表が集まり堀川への夢を語った『堀川こどもサミット』開催などと住人の十余年に亘る篤い思いがようやく叶ったのです。本当におめでとうございます。今後堀川が、京都のど真ん中の新しく市民の憩える散歩道として、人気スポットととなることを確信しております。どうぞ、皆さんおこしやす・・。 

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3月29日初めての水・通水式

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4月12日
堀川で川あそびで賑わう





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